花粉症は国民病と言われるほど多くの人が悩まされています。

アレルギー性鼻炎は花粉症の代表的な症状です。アレルギー性鼻炎の有病率は、1988年は国民の約3割でしたが、10年後の2008年には約4割まで増えており、著しい上昇傾向にあり、罹患数も第1位の疾患となっています。(花粉症全体は2割→3割に上昇)

最も多いスギ花粉症は中高年層に高率です。また、中高年になってはじめて花粉症が発症する方もおられますので、注意が必要です。

花粉は、前年の気象条件で飛散量が増加する場合があります。

花粉は、早ければ1月ごろから春先にかけて、全国各地で飛散します。これによりアレルギー症状が現れるのが花粉症です。特に、前年の雄花が育つ時期に、猛暑などの気象条件が影響すると、花粉が増えると言われています。

万全を期しましょう

花粉症の症状である「くしゃみ・鼻水・鼻づまり」は、ひどくなると勉強や仕事、家事などにも影響します。マスク・メガネの着用、手洗い・うがいの励行など、花粉症を回避する工夫が必要ですが、それでも影響を防ぎきることは難しく、症状は出てきます。

医療機関の治療では、症状を和らげる薬を用いるほか、根治を期待する免疫療法がおこなわれます。特に最近は、飲み薬や貼り薬など、さまざまな種類が開発されています。かかりつけ医に、ご自身のライフスタイルや生活環境を相談した上で、より適した薬を処方してもらうのがお勧めです。

花粉飛散前からできる治療があります。 ~初期療法~

当院では、花粉症の初期療法をご案内しております。花粉が飛散する前、あるいは花粉が飛散しはじめて症状が軽いうちに、治療を始めることです。

花粉症の処方薬は、十分な効果を得るまでに一定の期間が必要です。本格的に花粉が飛散する前に薬の服用を開始することで、初期症状の発現を遅らせたり、本格的な飛散の時期の症状を軽減できる可能性があります。まずはお気軽にご相談ください。

初期療法