アレルギー性鼻炎(花粉症)
QUESTION
花粉症に関する疑問
花粉症ってどんな症状なの?
「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「目のかゆみ」などの症状があります。
花粉症によって、鼻や目以外にも様々な症状がおこることがあります。
違和感、かゆみ、せき、渇きなどの症状がみられることがあります。
かゆみ、赤み、はれ、などの症状がみられることがあります。
気管支喘息やアトピー性皮膚炎の症状が悪化することがあります。
鼻づまりなどの花粉症の症状の悪化によって、頭重感、全身倦怠感、イライラ感などの症状が現れることがあります。また、目の症状がひどくなると結膜炎を起こすこともあります。
アレルギー性鼻炎は花粉症の代表的な症状です。アレルギー性鼻炎の有病率は、1988年は国民の約3割でしたが、10年後の2008年には約4割まで増えており、著しい上昇傾向にあり、罹患数も第1位の疾患となっています。(花粉症全体は2割→3割に上昇)
最も多いスギ花粉症は中高年層に高率です。また、中高年になってはじめて花粉症が発症する方もおられますので、注意が必要です。
ABOUT
仕事も勉強も、上手くいかないのは花粉症のせい?
花粉症で日常生活に
支障を感じている人は約70%!
「勉強・仕事・家事の支障」について、治療前の成人花粉症/アレルギー性鼻炎患者にアンケートをとったところ「とてもひどい」「ひどい」「ややひどい」を選択した人は、全体の69.9%でした。
花粉シーズンになると、仕事は30~40%、
勉強は30~45%もパフォーマンスが低下!
耳鼻咽喉科を受診したスギ花粉症患者のうち、働いている人の「労働能率障害率」、学生の「勉学能率低下率」を調べたところ、多くの人がパフォーマンスの低下を感じていることがわかりました。また、多くの花粉が飛散した2009年は、前年よりもそう感じる人がさらに増加しました。
TREATMENT
アレルギー性鼻炎の治療
基本的な治療法は、抗アレルギー薬の内服や点鼻薬を用いた薬物療法です。最近は、眠気が少なく、効果が高い薬も増えてきています。薬の効果と副作用(主に眠気)には個人差があり、人によって合う合わないが出てきます。処方したお薬を基準に、効果と副作用を相談しながら、お薬を選ぶようにしておりますので、遠慮無くご相談ください。また、漢方薬は眠気の回避も可能ですのでご希望の方はご相談ください。
1日に何回服用するお薬を希望しますか?
1回
2回
口から飲んで、薬の成分を吸収します。
くしゃみ・鼻汁・鼻づまりなどに使用します。
眼のかゆみなどに使用します。